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雨樋工事とは? ABOUT

雨樋とは、屋根に落ちた雨水を家の地下にある排水溝へと誘導する通路です。雨水は屋根の軒下につけられる軒樋(のきどい)に落ち、軒樋から集水器によって接続された竪樋(たてどい)を通って排水溝に流される仕組みとなっており、雨樋工事は、主にこの軒樋と竪樋、集水器等の設置、修復を行います。
現在の雨樋は、プラスチック製が主流になっており、金属製よりも寸法にブレが少なく、値段を安くできるというメリットがありますが、プラスチックは熱で伸び縮みするため、伸縮に対応できる施工方法が求められます

雨樋工事の特徴 FEATURE

雨樋工事で必要な道具はプラスチック製のため、ほかの建設・土木工事よりも運ぶものが軽く、体への負担が大きくありません。ただし、屋根に近い高所にある足場の上での作業となるため、危険で緊張感のある業務でもあります。また足場の解体の日が決まっているため、決められた日に作業を遂行しなければならず、天候が悪くても作業に当たり、また速やかに終了しないといけないというスピード感も求められます。

雨樋工事の作業員のメリットとは MELIT

ほかの建設現場や工場のように、毎回同じ場所に通うことがなく、毎日車で違う現場に行き、1日に2棟から3棟の仕事を完結しながら回ります。そのため、毎日いろいろな場所に行くことができ、それぞれの業務もその日のうちに終わるというメリットがあり、飽きっぽい人には向いている仕事です。また天候が悪くても作業を行うので、天候に左右されずに稼ぎたい人にはぴったりです。